看護師の世界で起きやすい人間関係の問題

看護師の仕事は、治療を通して人の人生に関わる大切なものである一方、激務なのが現実です。そのような世界で着実かつ長期的に仕事をこなしていくためには、十分なやりがいを持つことと、働きやすい環境を整えることが重要です。このやりがいについては、それぞれのモチベーションに寄与する所が大きく、各個人で看護に対する気持ちを涵養する必要があります。
また、働きやすい環境を整備する点については現場の人々の意識や行動力による所が大きい一方、看護師個人の心がけ次第で対応できる部分も存在するため、どういった点に注意しておけば良いのかをしっかりと把握しておくことは重要、かつ実際働く人にとっては興味深い話でしょう。
働く環境を個人で調整できる面とは、主に『人間関係』に関わるものです。特に看護に携わる仕事においては、最近話題となった『マウンティング』と呼ばれる序列意識の形成による人間関係の悪化を招きやすいと言われます。言動を主体とする様々な方法により、自分を他人よりも上位の存在として位置づけようとするのがマウンティングですが、その発生原因は他人との適正な関係性を見誤ることにあります。看護においては、患者に対して親身になって接する献身さが必要な側面がありますが、そうした姿勢を職場の同僚との関係性にまで当てはめてしまうことで看護師同士の適正な距離感を見誤ってしまい、結果マウンティングを惹き起こしてしまうのです。
マウンティングによって同僚との関係性が崩壊してしまうと、最悪退職を余儀なくされてしまうケースもあるため、職場の人間関係には十分注意を払っておく必要があります。